がむしゃらに走り続ける毎日。忙しいが、仕事でも家庭でも日々充足感を感じている。
しかし、人生も中盤に差し掛かり、ふとじっくり先のことを考えてみたくなった。
家族と行く以外の旅行を計画したのはどれくらいぶりだろう。出発前から浮足立つ自分がいる。
「自分のためだけに使える時間」を求めて、家を出た。
しかし、人生も中盤に差し掛かり、ふとじっくり先のことを考えてみたくなった。
家族と行く以外の旅行を計画したのはどれくらいぶりだろう。出発前から浮足立つ自分がいる。
「自分のためだけに使える時間」を求めて、家を出た。
一人旅
旅先に書斎を持つ贅沢を味わう、大人の一人旅
がむしゃらに走り続ける毎日。忙しいが、仕事でも家庭でも日々充足感を感じている。
しかし、人生も中盤に差し掛かり、ふとじっくり先のことを考えてみたくなった。
家族と行く以外の旅行を計画したのはどれくらいぶりだろう。出発前から浮足立つ自分がいる。
「自分のためだけに使える時間」を求めて、家を出た。
しかし、人生も中盤に差し掛かり、ふとじっくり先のことを考えてみたくなった。
家族と行く以外の旅行を計画したのはどれくらいぶりだろう。出発前から浮足立つ自分がいる。
「自分のためだけに使える時間」を求めて、家を出た。
1日目
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15:00旅の目的地「望楼NOGUCHI函館」
にチェックイン「どうせなら少し遠くに行こう」
そう考え、行き先は北海道・函館に決めた。
函館空港からは、公式ホームページ予約特典の無料送迎で宿に向かう。
10分もかからず目的地に到着。
遠い土地だと思っていたけれど、
函館空港への直行便を使えばあっという間。
滞在の時間が多く確保できることが嬉しい。 -
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15:10日本庭園を望むカフェで
チェックインを済ませ一息日本庭園を望む「ウォーター・サイド・カフェYUGEN」でチェックイン。ウエルカムサービスの
お茶とお団子を頬張る。どこか懐かしさを感じる
このお団子は、地元の老舗和菓子店のものらしい。
「お土産に買って帰ろう」1人になりたくてやって
きたのに、気づけば早速家族のことを考えてしまった
自分に思わず苦笑い。 -
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16:00「のぐち文庫」で好みの本をピックアップ部屋に入る前に、カフェから見えた「のぐち文庫」に立ち寄る。
水盤に囲まれた秘密基地のようなライブラリーには、
北海道を舞台にした歴史物やミステリー小説、写真集など多種多彩なジャンルの本が並ぶ。
せっかくなら普段は読まないような本を読んでみようと、聞いたことがない作者のミステリー小説を
手に取った。 -
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16:30「OHITORISAMA」客室でのんびり過ごす今回この宿に宿泊する決め手となったのは、
おひとりさま専用客室があったから。
1人でもまわりに気兼ねせず過ごせるのが嬉しい。
部屋のテーブルの上にコーヒーミルを見つけ、
自分で豆からコーヒーを淹れてみる。
こんなにのんびりとした時間は、
普段では考えられないなと、
部屋中に広がる香ばしい香りを感じながら思った。 -
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17:30飛行機を眺めながら、大浴場の露天風呂に浸かる本を読みふけり、気づけば2時間も経っていた。
夕食前に一度温泉に入ろうと考えていたことを
思い出し、大浴場へ。
遮るものがない開放的な露天風呂に浸かりながら
ふと空を見上げると、すぐ近くを飛行機が飛んでいく。
飛行機はよく乗るが、下から見上げたことなんて
久しくなかった。
これもまた、普段はできない貴重な経験。 -
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19:30函館の海の幸を贅沢に使った会席料理を愉しむお風呂あがりに食事処へ向かう。
通されたのは目線の高さにしつらえられた竹林が印象的な個室。
食事処のプライベートが保たれているのも、
一人旅には嬉しいポイントだ。
函館近郊の食材にこだわり、その食材に最も合う
調理方法で提供される料理の数々に、目も舌も大満足。
旬魚介の美味しさに、ついついお酒も進む。 -
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21:00色香漂う艶やかなラウンジで昔の自分に思いをはせる食後は1階のパブリックスペースへ。
チェックインの瞬間から気になっていた「サロンISARIBI」
の真っ赤なビリヤード台。
宵闇の中ではさらに一層その存在感を増していた。
ビリヤードに興じる夫婦の様子をしばらく眺める。
ボールの弾ける音が耳に心地よい。
昔はよく、時間を忘れ熱中したものだ。
懐かしい思い出が蘇った。 -
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22:00一枚板のカウンターのBARで就寝前の一杯カウンターに座り、ウイスキーを注文。
グラスを傾けながら借りた本の続きを読みふける。
お酒のせいだろうか、それともこの妖艶な空間のせいだろうか、
本の世界に溶け込んでいくような感覚を味わう。
本を読み終わり、今日一日を振り返る。
大きな仕事を成し遂げたような充実感がそこにあった。
ウィスキーを飲み干し、部屋へ戻る。
2日目
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8:00寝起きの身体に染み入る朝風呂を堪能する贅沢目覚まし時計をかけずに眠りについた翌朝、
窓から差し込む朝日を感じ、自然に目が覚めた。
寝起きのぼんやりした頭のまま、大浴場へと向かう。
朝の清々しい空気の中で浸かる温泉は、昨日とは
また違った格別の気持ちよさ。
少し熱めの湯にゆっくりと全身を預ける。
頭も身体もすっきりと健康的に目覚めていくのを感じる。 -
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9:00時間をかけて朝食を味わい、エネルギーチャージいつもは和食派だが、青函の海の幸を使った
地中海風メニューだと聞き、洋食を選択。
朝からマグロやサーモン、つぶ貝など、
新鮮な魚介類を味わえる贅沢。
自家製ジャムを添えて食べる焼き立てパンも美味しい。
洋食文化が栄える町・函館のこだわりを感じる内容だ。 -
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10:30「Shops N」で家族や職場へのお土産を購入簡単に荷物をまとめ、売店「ShopsN」へ。
函館をはじめ北海道のお土産の中から厳選された品々
が並ぶ。家で待つ家族には、ウエルカムサービスで
食べた老舗和菓子店「銀月」のお団子を購入。
前日のうちに注文しておけば、翌日お店からできたて
が届くらしいのだ。
「今度は家族と来よう」そう思いながら帰路についた。 -
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13:30函館空港から帰路へ